不妊治療の末授かった高齢出産ブログ

7年間の不妊治療とヘルプ症候群を経て37才で出産。 同じ悩みをもつ人のブログに励まされました。このブログも誰かの役に立てば嬉しいです。

日記 1人目不妊

日記1-14 九州の有名不妊治療専門病院へ転院

投稿日:2015年1月14日 更新日:






【 不妊症7年目 】  14/21

結婚して7年目の冬

色々な事情が重なり、主人の実家へ引越すことになりました。

私はそれまで学校や仕事でも遠くへ引越したことはなく、結婚しても実家へは車で30分で着く場所に住んでいました。

実家も地元も大好きだったので1,000キロも離れた九州へ引越すのはなかなか決心がつかず、行くことが決まってから3ヶ月は毎晩泣いていました。

新しい土地は友達はいないし、お姑さん、親戚の人達とうまくやっていけるのか?

「子供はまだ?」とか言われるのかな?

不妊治療の病院も一から探さなくてはいけないし・・・

実家に帰りたくてもすぐ帰れないし・・・

母とは友達のようにいろんな所に出かけていました。

「引越すことになった」と母に伝えなくてはいけない時はとても辛く、「言ったら何て思うかな・・・」と考えるとなかなか言いだせませんでした。

言うところを想像しただけで涙があふれてきました。

泣かないで笑顔で伝えられるよう心の整理がついたら言おう!と思っていましたが、結局ギリギリまでそれは無理で、面と向かっては言えず、メールで伝えました。

 

そして母は「九州なんて近い近い 遊びに行くの楽しみにしてるよ」と笑顔で送りだしてくれました。

寂しいと思っていたと思いますが、前向きな言葉だけをくれました。

そう言ってくれたのが私の救いでした。

 

でも私は引越すまでは不安とさみしさで逃げ出したくなりました。

これから私の人生どうなるんだろう・・・

家のこと、子供のこと、仕事のこと、親戚のこと、すべてが一からでした。

 

 

が、実際、引越してみると・・・

お姑さん、義姉さん、近所の人もお店の人もみんな優しく、プライベートなことは聞かず見守ってくれました。

寂しさも、来てしまえば何かと忙しく普段の生活でいっぱいいっぱいになり寂しい気持ちはほとんどありませんでした。

 

そして私たちの新しい生活が始まり同時に不妊治療の病院を探すことになりました・・・。

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