不妊治療で初めて検査に行くと必ず「基礎体温はつけていますか?」と聞かれます。
基礎体温を測定するには、十分な睡眠をとった起床直後、布団に寝たままの状態で口(舌下)において婦人体温計で測ります。
生理周期は、正常な排卵が行われている場合、「低温期」と「高温期」に分かれた二相性になります。
妊娠しやすい時期はこの低温期の終わり頃の数日から、高温期に入った直後くらいですので基礎体温表から排卵日を推定し、妊娠しやすい時期を知ることができます。
また体温表からは、きちんと排卵できているか?女性ホルモンが分泌されているか?妊娠の可能性を早期にチェックすることなどができます。
病院では基礎体温表を元に先生と話を進めていきますし、不妊症についてちゃんとやる気があるのか見られています。
私は面倒臭がりで朝もギリギリに起きて「時間がな~い!」と体温の測り忘れが多く、先生に呆れ顔をされることもしばしばでした。(-_-;)
基礎体温表には体温以外にも
生理の期間
性交の日付
体調の変化(風邪・熱など)
不正出血やおりものがあった日なども記入しておくと、どんなことが体温に影響するかがわかりやすくなります。
多少測り忘れた日があっても、グラフにしてみた時に大体の基礎体温の流れや変化が分かれば大丈夫です。
ただ、排卵日付近は測り忘れないようにした方がいいですね。
最近では、スマホのアプリでも記録できるようなので簡単です。