妊娠する人はいとも簡単にするのに、どんなにがんばっても妊娠しない人もいる。
ホントに「不公平だな~」とおもいます。
不妊の夫婦は本当にたいへんな思いをします。
どんな思いをしたかを書いてみます。
箇条書きで、思いつくだけ書いてみます。
家庭では、
・夫婦の営みを計画的に行う。
・毎日、基礎体温を記録する。
・治療についての勉強をする。
治療では、
・治療費の捻出する。
・漢方など保険適応外の出費。
・健康グッズ、健康食品、サプリメントの購入。
・検査では女性として嫌な思いを耐える。
・痛みを伴う治療に耐える。
会社では、
・検査のため会社を早退する、休む。
・治療専念のため、退職を考える。
他にも、
・治療方針や家計のことで夫婦ケンカをする。
・夜の生活がイヤになる。
・義理の親や親類に、「ちゃんと治療しているの?」と勘ぐられる。
・お茶や酒の席で子供の話になり疎外感を感じる。
・初めて会う人達に「こどもは何人いるの?」と聞かれるのが苦痛になる。
・「ちゃんとやってるの?」と下ネタ混じりでからかわれる。
・医者に「やる気あるのか?」と威圧的にダメだしされる。
・「あれがダメだったのかな?」と過去の事を後悔する。
・自分が欠陥人間のような気持ちになる。
・生理がくる度に絶望的な気持ちになる。
・孫を見せられないと思い悩む。
・跡取りのことなどで思い悩む。
・「神経質だからダメなんじゃないの?」と言われる。
・「墓参り」とか「ご祈祷」とかをすすめられる。
・「ないものねだりで欲張りだ」と言われる。
・気づいたら生活すべてが不妊治療になっている。
・子供連れの知り合いに会うと気まずくなる。
・旦那が子供のいる友達をうらやましがって辛くなる。
・「やっぱり子供欲しいよ・・・」と旦那に言われ苦しくなる。
・子供を作れない自分は離婚した方がいいのかと悲しくなる。
・いつまで治療を続けるべきか、悩む。
など、たくさん思いつきます。
一言で言ってしまうと、
人生が止まってしまう感覚です。
そして、
周りの景色が色あせて、モノクロに近い感覚になります。
もちろん、個人差もあるでしょうし、
人生観の違い、教養の違いもあるかもしれません。
不妊治療では、
人生の設計図がくるってしまいます。
色んなものに向き合って答えを出さなければなりません。
そんな中で、さらに経済的に追い込まれます。
ネガティブな事ばかり書いてすみません。
でも、ネガティブな感情を否定していたらやってられません。
簡単に授かった方に比べれば、ものすごく多くの
たいへんな思いをするんですから。
本当にたいへんな思いをするんです。
このブログを読んでいる人なら分かると思います。
ちょっとくらい愚痴も言いたい。
悲劇のヒロインに浸りたい。
暗い気持ちを共有して、泣いて、愚痴を言いたい。
「こんなにがんばっているのに!」
「なんでわたしばっかり?」
「人生はなんでこんなに不公平なの?」
って言いたい。
そんな時、こういったブログを見て、
自分と同じようにがんばっている人をみつけると、
ホントに勇気もらえますよね。
わたしもたくさんの方のブログに救われたから、
今度は誰かの役に立てればうれしいです。
不妊治療がどれほど大変か。
経験しなきゃ分かりません。
治療をがんばっていても外からはあまりみえません。
でもがんばってますよね・・・
でも、そんなにがんばらないで自分を褒めて休んでください。
そんな時にひょっこり赤ちゃんはやってきたりします。