旦那の書き込みです。
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男性にもできることがある
不妊症は女性に原因があると思われがちです。
しかし、私の場合は「亜鉛サプリ」を飲んだ翌月に妊娠したため、「もしかしたら俺が原因だった?」と思う部分もあります。
経験談を書いてみます。
精子欠乏症と診断される
近所の病院で精子の検査をしたことがあったのですが、その時は「ちょっと少なめ」という感じでした。
元気いっぱいに直進する精子が少なめで、中にはくるくると同じところを回っているヤツもいました。
おもわず「コイツなんだか・・・俺みたい。」とちょっと愛しく思ったことを覚えています。
診断結果は「自然妊娠はできる」といった診断でした。
その後北九州のセントマザーにて夫婦で受診したとき、改めて精子の検査を受けました。
しかしセントマザーでの結果は、「精子欠乏症」でした。
「精子欠乏症」という赤いハンコをドーンと押されました。
妻は「卵管閉塞」、旦那は「精子欠乏」という診断結果でした。
その場で卵子の保存凍結を提案されましたが、「まだそこまでは・・・」ということでやめました。
なんだか、「体外受精が前提」の診察に思えて戸惑った事を覚えています。
まだそんな覚悟もなかった私たちには、ステップ的に早かったのかもしれません。
精子欠乏症でも妊娠できた!
結論から言えば、その後、妻が子宮内膜症の治療(手術)をし、1年後に自然妊娠しました。
なぜ妊娠できたのか?
妻の手術で内膜症が改善した事や、卵管造営で精子が通りやすくなった事など、妊娠の要因がいくつか考えられますが、男性側から見て効果があったと思う事を書いて見ます。
亜鉛の効果はすごい!
ネットの動画で亜鉛の効果を知る
妊娠発覚の3ヶ月くらい前の事です。
インターネットで、「亜鉛を摂取前と後で精子の状態がどう変化するか」という動画を見ました。
摂取後2週間ぐらいで、見た目にもわかるくらい精子の量が増え、動きが活発になっていました。
今となっては詳しい内容は覚えていませんが、「亜鉛って効くんだな~」と感心したことを覚えています。
DHCの亜鉛サプリを飲んで妊娠
その後、ドラッグストアに行って亜鉛関連のサプリを見てみました。
マカとかいろんなものがあるんですが、とにかく「高価」です。
1回とか2回飲むだけならいいんでしょうけど、高い商品をずっと飲むのは大変です。
私はこれを購入しました。
【DHCサプリメント 亜鉛】
30日分で約300円です。
結果的には、飲み始めてから1ヶ月を待たずして妊娠しました。
もっと前から飲めばよかったかも?
私の精子不足が不妊の原因だったかどうかは、はっきりとはわかりません。
以前にも病院にもらった物を試したことがあったからです。
しかし、その時は、「効果が感じられない」、「こんな高いものもみ続けられないよ」、「病院もビジネスだしな」といった感覚でした。
しかし、亜鉛で精子の量や運動が増えている動画を見たときに、「妻ががんばって妊娠の可能性を上げてくれているんだから、俺も1%でも確率が上がるようにがんばってみよう」と思うようになりました。
男性にもやるべき事はある!
妻の卵管につまりがあり通りづらくても、私の精子の量が多くて、元気いっぱいなら、
障害をものともせず受精してくれるかもしれません。
卵管が詰まっているとはいえ完全にではないはずだからです。
だって、人間の体はプラスチックとかではないですからね。
動いてるときは通りやすくなっているかもしれませんし、マッサージすれば少しは改善されるかもしれないし、
とにかく「閉塞」という診断でイメージするのは、完全にシャットアウトされた状態ですが、実際にそうなのかなんてわかりません。
顕微鏡で見なければ見れないような精子が、本当に通れないのでしょうか。
精子が元気なら、そこを通り抜ける事だってできるのではないでしょうか?
今回の場合、妻が子宮内膜症の手術をして治療をしました。
術後半年間は妊娠しやすいのでがんばってくださいと言われ、何とか半年後に妊娠することができました。
せっかく妻が妊娠の可能性を上げてくれたのに、私が亜鉛を飲んでいなければ、あの動画をみていなければ、もしかしたら今も妊娠していなかったかもしれません。
男性の場合は、サプリを飲んだから仕事に支障が出るわけでもないし、ただただ元気になるだけです。
もし、何もしていない旦那さんがいたら、こういった男性機能を助けるサプリも一考の価値があると思います。
この件以来、私は妻に「俺のせいだったのかもね。ごめんね」と言うようになりました。
男に元気がないとはじまらない!
不妊治療中の夜の営みは、つらくなるときもありますよね。
特に、男性側に元気がないと、どうしようもありません。
できれば、男性が元気を維持し、積極的なれる方がいいと思います。
そういう意味でも、健康補助食品などは助けになるんじゃないでしょうか。
経済的に負担にならない範囲で利用するのはアリだと思います。
不妊治療とお金
今回は30日分300円というかなり安いサプリを飲みました。
【DHCサプリメント 亜鉛】
「こんな安いものなの?」
「妊娠できるんだったら高価なものでも良いじゃないか?」
と思う方もいると思います。
当時の私の感覚だと「一事が万事良い物を選んでいたら、お金がすぐなくなる」という思いでいました。
私たちがもう少しお金に余裕があれば違ったのかもしれませんが。
不妊治療の最初のころは結構お金をかけていました。
しかし、何年も続く治療、そしてこれから何年やるかわからない治療で、
経済的にも気持ち的にも当初ほどの元気はありませんでした。
少しでも妊娠するために「有機野菜」、「高価なお茶」、「本格的な漢方」、「健康グッズ」・・・。
妊娠のために良かれと思うものに手を出していけば際限なくお金は出て行きます。
そして世の中は不妊関連の商品はあふれています。
そりゃそうですよね。医者も漢方薬局も健康食品メーカーもドラッグストアも、
すべてはビジネスですから。
どこで線を引くか?
不妊治療は、この点で自分なりのラインを設けておかないと、
それこそ財産すべてをなくす可能性だってあります。
治療のために仕事をやめれば、人生設計まで狂ってきます。
最後に
本当に不妊治療はむずかしいです。
日本の社会も、もう少し不妊治療に協力的であればと思う今日この頃です。