【 不妊症7年目 】 20/21
不妊症7年目で妊娠!
N産婦人科に行きはじめタイミング法5周期目。
排卵誘発剤のセロフェンを服用し、生理が始まって17日目、卵胞31㎜、この日にhCG注射を打ち当日に性交渉をもちました。
生理が始まって19日目に卵胞の消失が確認できたので「デュファストン」と、「当帰芍薬散エキス」を7日分処方されました。
「デュファストン」の効果は、プロゲステロンという黄体ホルモンを補う為の薬で着床しやすい状態にしてくれます。
「当帰芍薬散」は冷えを治し、胃腸を丈夫にしてくれます。
胃腸が弱いと、子宮卵巣にも栄養が充分に行き渡らず妊娠しづらいそうです。
そして生理が始まって41日目。
もしかして・・・?
薬局で買った妊娠判定で人生初めての陽性反応!
でも薬や注射の影響で反応がでたのかな・・・まだ喜べませんでした。
産婦人科へ行ってみると、「赤ちゃんの袋がここにあるね、おめでとう、私も安心しました」と言ってくれました。
ずっと待ちに待った言葉なのに信じられなくて先生の前ではボーっとしてしまいました。
待合室に戻ると胸がいっぱいになり涙があふれてきました。
初めての妊娠に「自分の体も妊娠できるんだ」とわかって嬉しい気持ち同じくらい、
不妊症だったこと・高齢なことで出産まで無事にお腹で育ってくれるのかな・・・心配な気持ちも大きかったです。
7年間不妊で36才になっていましたが、体外受精までいかずに妊娠することができました。
妊娠に良かったと思う事
どうすれば妊娠できるのか・・・
結局何が良かったのか・・・
わたしが思うのは
・腹腔鏡手術で子宮内膜症を改善できたこと
・漢方で体質改善をしたこと
・精神的な面で気持ちをやわらげてくれた先生に出会えたこと
・タイミング法と排卵誘発剤(セロフェン)、hcg注射、着床を助ける(デュファストン)を服用したこと
・主人が「DHC亜鉛サプリ」を飲んだこと
(ドラッグストアで20日分200円位のDHCの亜鉛)
※妊娠の2ヶ月くらい前から服用。
・・・が、妊娠につながったのかなと考えています。
今でも、よくできたよね・・・と主人と話しています。
子供をあきらめかけた時に・・・授かったという話はよくききます。
私たちは不妊治療で有名な遠方の病院へ通院していましたが経済的にも精神的にも疲れた末、
地元に1つしかない産婦人科へしばらく通うことにしました。
この病院は特に不妊治療に力を入れているわけでもなかったので、
心の中ではこれだけで妊娠できるはずはないだろうな・・・
でもお金もないし、家から近いし・・・
しばらくはタイミングをみてみよう・・・そんな気持ちでした。
でも、田舎で患者さんの少ないゆったりした雰囲気の病院と、穏やかな先生の人柄に気を張らなかったのが良かったのでしょうか?
この病院に通院して5ヶ月目に妊娠することができました。
それまでの病院は患者さんも多く、先生とあまり話す時間もなく、通院がとても苦痛でした。
高度な治療でないと難しい病気がある場合は別ですが、不妊治療で有名な病院でなくても先生との相性もあるのかな、と思います。
子供を授かることはほんとうに奇跡的なことだということは今でもずっと思っています。