40才を過ぎるとなんだか体がキツイ・・・
毎日の仕事や家事に追われ・・・
その上先の見えない妊活・・・
7年の不妊治療の末1人目を出産してから6年。
初めての出産では妊娠高血圧症(ヘルプ症候群)になり大変な思いをしました。
あれからまたかなりの月日が経ち・・・
もし妊娠できたとしても
自分の体は出産に耐えられるのだろうか?
高齢で産まれてくる子に障害はでないのか?
もう一人子供が欲しい気持ちと同じぐらい高齢出産のリスクを考えると不安でたまらない気持ちです。
高齢出産の妊娠、出産にはさまざまなリスクがあります。
〇ダウン症などの染色体異常のリスクが高まる。
〇難産や流産になる可能性も高まる。
〇妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)にかかりやすくなる。
〇1人目の育児をしながらの体力的な衰えによる体調不良。
なぜ、高齢出産のリスクはこれほど高いのか。京都大学医学部教授の菅沼信彦医師が解説する。
「女性が高齢になると、卵子も老化していくと考えられます。卵子は、女性が胎児のときに一生分が作られます。ですから、卵子が卵巣の中にある期間が長くなるほど、遺伝を司る染色体やDNAにダメージが蓄積され、細胞分裂の力も低下してしまう。ダウン症をはじめ、生まれてくる胎児の先天的な異常や疾患は、この卵子の老化が原因のひとつになっています。
また、流産はごく普通の妊娠でも1割前後発生しますが、その原因のほとんどが染色体の異常によるものです。母親が年をとるごとに染色体の異常も起こりやすくなりますから、したがって高齢出産では流産の確率も高まるわけです」
出典 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/32850?page=2
高齢出産にはリスクを伴い不安はつきまといますが、まずは生活習慣を見直して体の調子を整えたいと思います。
それが卵子の老化を防ぐだけではなく、ホルモンバランスも安定させ妊娠しやすい身体をつくることにも繋がります。
規則正しい生活や、栄養バランスのとれた食事を心がけて、運動も取り入れ体力をつけておくことが必要です。
また、ストレスもホルモンバランスを乱す原因になります。
妊活中や妊娠中もどんどん気持ちが焦りストレスもたまりますが、発散法を見つけて穏やかに過ごすことが大切です。
そして葉酸の接取も推奨されています。
日本でも、平成12年に厚生労働省が「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について」という通知を出し、妊娠の可能性のある女性に対して葉酸の摂取を推奨しています。
葉酸は赤血球の形成を助けるなどの働きを持っています。不足すると造血機能の異常から、ある種の貧血になることがあります。葉酸は全ての方に必要な栄養成分ですが、特に妊娠している方や妊娠を計画している方には、神経管閉鎖障害になる可能性を低減するために1日あたり400 マイクログラムの摂取が推奨されています。
葉酸は病院でもドラッグストアでもインターネットでも購入できます。
インターネットの価格はドラッグストアのものと比べると少し高いですが、鉄やカルシウムなど他の栄養素も配合しているものが多く、天然由来成分で作られているので体への吸収率も高いためです。